コラム

ゼロから始めるソロキャンプライフ その③見切り発車でキャンプ場に行ってみる

100均ソロキャンプギアで、初ソロキャンプを乗り切る!

 

前々回の記事では、ダイソーに行き、ソロキャンプに使えそうな道具を購入してきました。
 
今回は、その道具を持って、ヒロシさんのアドバイス通り、とりあえずひとりでキャンプ場に行ってみることにしました。
 

    ◇    ◇    ◇    ◇
 

なお、ソロキャンパーのヒロシさんは、

「俺はソロキャンプはひとりの時間を楽しむためにいくわけで、あまり人がいるところは避けますね」

といわれています。
 

人が混雑しているところを避けたいのは自分も同じ。SNSを通して、休日に富山県の某キャンプ場が激混みしていた、というのを見ていましたので、今回は、土日はあらかじめ避けました。
 

「東京以外でそうならば、人が多い東京であればなおさらだろう」と思ったためです。
 

といっても、平日の昼であれば、さすがに空いているだろう、と予想。
 

行きやすさを考え、都内の近場をターゲットに。いくつか候補があったのですが、平日昼間でもキャンプ場の公式の予約サイトを見ると満席が多い……。平日昼間にキャンプをしている人は、普段は何をしている人なのでしょうか。
 

そう思いながら、9月某日の火曜日、午後13時過ぎに電話して空きがあった城南島海浜公園の第一キャンプ場(日帰り料金300円)をチョイス。この日は翌日水曜日がこのキャンプ場の定休日ということで、泊まりが不可の日帰りのみ。空きがあったのは、それが理由かもしれません。
 

15時過ぎという遅めの午後に到着。駐車場近くの受付に行き、料金を支払って、直火やペッド同伴、花火が禁止されているなどの注意事項を聞いた後に、第一キャンプ場に入りました。
 

キャンプ場の奥には東京湾が見えます。

 

人があまりいません。見える範囲にいるのは、グループキャンプが2組、場慣れしてそうなソロキャンパーが2人。そして、ど素人ソロキャンパーの自分のみです。
 

これは、初心者ソロキャンパーにとっては、なかなかいい環境ではないでしょうか。
 

ヒロシさんは
 
「ホットパンツを履いた女性がいそうなところも、気が散るので避けます」
 
と日頃からいわれています。グループキャンプの1組のほうに女性がいましたが、ホットパンツは履いていませんでしたし、距離も20mほど離れており、気になりませんでした。
 
持ってきたキャンプ道具をテーブルに、食材を椅子の上に広げます。
 

100均キャンプギアの数々と自宅にあったもの。

 

ヒロシさんのアドバイスを受け、今回は固形燃料(100円)を買い足しました。また、先日ダイソーに行ったときには買わなかったのですが、折りたたみできるフォーク(100円)は飯盒にも入る大きさだったので欲しくなり、家の近くの中規模のダイソーで購入しました。
 

食材は、地元のお肉屋さんで安くなっていた国産の牛モモ肉を購入。ほかは、全部家の冷蔵庫や台所にあったものをタッパーに入れて持ってきました。銀色のトレーも家にあるオーブントースターについていたものですし、ウェットティッシュも玄関に置いてあるものの流用です。

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