バウルーに餃子を敷き詰めて、焼いてみた!
さて、18時前の時間帯ですが、さすが夏。日没が遅いです。
そこでテントの中に入って、本でも読むことにしました。なお、私のコールマンツーリングドーム STですが、これ、入り口のところが二重構造になっていて、扉を開けても、メッシュで蚊や虫の混入を防いでくれる、嬉しい機能があります。
しかも、2箇所がそうなっているので、空気の通り道ができて、快適なんですよね。この日、ここの気温は25度と、都心に比べてかなり涼しかったのですが、テントの中に入っても、熱はこもらず、涼しかったです。これも自然の恵みですね。
1時間ほどすると日が落ちてきました。いよいよ、焚き火と夕飯作りに励みます。
この日のメイン目的は、このビックアウトドアで予約購入したバウルーを使うことです!

すでに使用感が。
というのも、実は4月末に届いたのですが、その日に、食パンに、野菜とタマゴとチーズを挟んで焼いてみたんです。これが、想像以上においしかった。それからしばらくは、食パンに何か挟んで、これで焼く日々を送りました。
ということで、コンロで使いまくっていたのですが、焚き火でやるのは今回が初です。こういう場合って、初おろしっていうんでしょうか?
ただ、夕食にパンはちょっと違うと思い、この日の夜は、餃子を焼いてみることに。
このバウルーでの餃子焼き、これは、ヒロシさんの技をパクったものです。油を引いて、餃子を乗せる。

そして、焚き火に乗っけます。

少し焼いたところで、一度火から外してから、水を入れて、蒸し焼きにします。詳しくは、日めくりカレンダー『ヒロシの日めくり 人生、ソロキャンプ』をご覧ください。ヒロシさんが無骨キャンプ料理のレシピの文を書いてくれていますので。
途中で焼けているか、中を開けて確認しました。

まだですね。水が飛んでいません。
そこで、さらに焼くこと1分ほど。そして裏返すと。

完璧なきつね色に仕上がりました! 家のフライパンでも、餃子をこんなにうまく焼けたことなんてないのに!
ということで、餃子を食べて、お腹いっぱいになったところで、この日のソロキャンプ は終了。
今回、家でも使っている薄っぺらい寝袋を持ってくるのを忘れてしまったのですが、虫がテントの中に入らないようにしたのと、長袖を着ていったので、そこは快適に就寝できました。
食パンをご馳走に変える! バウルーの実力を改めて確認した!
翌朝5時前に起床です。やはり早く寝ると、早く起きますね。マットのおかげで、背中も痛くなく、ぐっすり眠れた感じです。

ただ、この日も平日で、職場に戻らねばならず、朝6時にはここを出なくてはなりません。ということで、ヒグラシの声と川のせせらぎを聞きながら、朝食の用意をします。これ、最高の時間ですね。
朝食のメニューは豚ロース生姜焼きのホットサンドです。
生肉のため、夜のうちに悪くなるのが心配だったのですが、気温が低かったのでなんとか大丈夫でした。生肉を持っていくならば、やはりクーラーボックスと保冷剤はあったほうがいいですね。次回に活かします。
まずは、ダイソーのステーキプレート(300円)で肉を焼きます。

このプレート、毎回大活躍ですね。使用後に油塗ったりとかのメンテナンスが少々面倒ですけど、私みたいな初心者にも使いやすいです。
焼き終わったらステーキプレートごとどかして、バウルーの準備をします。食パンを乗せて、サニーレタスを乗せたうえに、生姜焼きした豚ロースを贅沢に乗せます。

そして、バウルーを閉じて、焚き火の上で圧縮焼き!
数分焼いたのが以下です。


写真のピント以外は、完璧! バウルー、マジっぱねぇーす。食パンが贅沢品になっちゃいました。
あまりにおいしすぎるので、2つ目を作ることに。2つ目は、先ほどの具材に温玉をオン!

そして、再度、圧縮焼き! 技術は不要です!
数分焼いたのが以下です。

先ほどとまったく同じ見た目で、温玉感は一切出ていませんが、味ではちゃんといい仕事をしていました。あと、あれですね。ここにチーズとか玉ねぎも乗せたら、もっとうまかったんじゃないかな、と思いました。
ということで、朝食の割にはかなりの量を食べて、今回の避暑地キャンプは無事終了。バウルー、かなりいい仕事をします。これ、ヒロシさんがおすすめしているのも、改めて納得しました。今回の夏キャンプですが、虫を懸念してはいましたが、場所選びが成功したのか、とてもいいソロキャンプが楽しめました。
次回は、いよいよキャンプ最高の季節の秋キャンですかね。ではでは。


(文・写真/中野一気)