コラム

ゼロから始めるソロキャンプライフ その③見切り発車でキャンプ場に行ってみる

 

ダイソー500円メスティンで行なう、初めての飯盒炊飯

 

テントもハンモックもありませんから、荷物を広げたらすぐに手持ち無沙汰に。
 

ということで、さっそくご飯を作ることにしました。
 

テーブル近くに専用のかまどがあったのですが、薪を持っていない自分には不要です。前回買った自分のキャンプ道具を試すべく、まずは500円メスティンと100円五徳を使って、炊飯にとりかかります。
 

近くにある炊事場に行き、ご飯に水を入れたのですが、その際、気づいてしまいました。
 

炊事場はすぐ近くにあって便利でしたが。

 

普段食べているコメが、無洗米ではない。
 

家の台所ではザルを使って米を簡単に研げるので気にならなかったのですが、キャンプ場の炊事場でザルなしでコメ研ぎをやると、コメをこぼさないように洗うのは気を遣います。そういえば、ヒロシさんもキャンプのコメは無洗米を使っていました。次からは無洗米にしよう……。
 

コメが研ぎ終わったら、五徳を組み立てて、銀トレーの上に乗っけて火の準備。着火はライターよりも火起こし感が味わえると思って買ったマッチを使用。本当はコメをしばらく水に浸しておかねばらないようなのですが、キャンプ場への到着時間が遅かったこともあり、浸水時間は5分ほどのみ。
 

格好は、悪くない気がします。

 

この固形燃料ですが、燃焼時間は20分から23分とパッケージに書かれてありました。弱火・強火などの操作もできないわけですが、果たしてこの固形燃料1個でご飯が炊けるのでしょうか。ヒロシさんがやっているように、蓋を開けてコメの状態を確認していくというやり方を採用です(詳しくは『ヒロシのソロキャンプ』にて)。
 

ご飯を炊くこと10分。水も吹きこぼれません。とりあえず、蓋を開けて状態を見てみようと思った際、また気がついてしまいました。
 

蓋を開ける道具がありません。
 
革手袋ないし軍手を用意するのを完全に忘れました。万能火バサミで蓋を開けることを考えたのですが、メスティンが乗っているのは五徳の上という不安定な場所。最悪、落としてご飯が地面に散らばってしまいます。とりあえず、何もせずに固形燃料が燃え尽きるのを待ちました。
 
燃料が燃え尽きてからさらに10分。少し冷ました状態で、洋服の袖に手を入れて、少し厚くなっている袖布部分を手袋代わりにして、蓋を開けてみます。
 

ダイソー500円メスティンと100円の五徳&固形燃料のみで行なった炊飯

 

……炊けているのではないでしょうか。
 

ただ、奥のほうのご飯をほじくり出してみると、ちょっとべちゃっとしている感じです。
 

水っぽさを取るためにもう少し炊いたほうがいいと思ったのですが、固形燃料はあと2つ。イモノのステーキプレートで、肉を焼いて、目玉焼きを作り、しめじをバター炒めすることを考えると、とりあえずご飯はこれで出来上がり、とすることに。燃料は少し多めに持ってこないとダメですかね。あとは、蓋を戻して、テーブルの上で食べる直前まで蒸らして、ご飯がより良い状態に育ってくれるのを祈ります。
 

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